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腐よろず雑記。 感想やラクガキ・小ネタを投下してます。 ZEXALが無事最終回を迎えましたが相変わらずカイト受けを欲しています!!切実!!
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アニメの消化がいくつかあったのでガリガリらくがきしておりました産物。


■カイトきゅん
121126.jpg
本編のカイト空気化がすごい。
あ、カイトきゅんのハルト満喫休憩なんですね今まで頑張ったご褒美で!わかります!
右下にフキダシあるけど別に漫画とかではないです。



■Sound Horizon【Roman】
roman_121126.jpg
もうすっかり冬なので冬の子。
未確認だから間違えてる可能性大なんですが、頬のタトゥーとかオッドアイが左右逆だったらすみません。
そして服はあえて前のデザインで!描いてみたかった!



■カル様
121126e.jpg




■クリス
121126f.jpg
クリスが足りない。
くりしゅくらはい(*´Д`)ハァハァ



■璃緒ちゃん
rio_121126.jpg
初描きクオリティですまぬ。


+++

続きには以前の奴隷ネタの続き……なんですが、難航中です。
途中までですが、相変わらず激しく別人クオリティですので許せる方のみ良ければどうぞ><



+++


■■注意事項■■

ゼアルからキャラだけ借りてきたようなパロ。
商業誌とかでありがちな設定とありがちな展開。
カイトの扱いが酷い。
キャラ崩壊にも程がある。
Mr.ハートランドがいろんな意味で変態。
ぶっちゃけ奴隷パロ。
奴隷カイトと買主なMr.ハートランド。
舌打ちしちゃうような凛々しいカイトはいません。

何があっても大丈夫という方はスクロールお願いしますです。
あとこの先ホントに書き途中なので年内怪しいです(_ _(--;(_ _(--; ペコペコペコペコ

11月7日と11月11日の記事の続きです。







+++



「カイト!」
姿を見るなり抱きすくめられ、カイトは困惑した。
Mr.ハートランドではない、しかし知らない男でもない。
「クリス……?」
ここにいるはずのない姿を、カイトは驚愕と困惑の入り混じった表情で見上げた。
クリスは、こうして奴隷となる以前のカイトの知り合いであった。
親同士が昔からの旧友で、クリスとは幼い頃からの付き合いである。
カイトにとっては弟とはまた別の兄弟……言うなれば兄のような存在だった。
その彼がどうして目の前にいるのか。
怪我はないかと確かめるように触れるクリスにカイトは静かに口を開いた。
「何故、貴方がここに…」
「君を助けに来た」
即答されたクリスの言葉にカイトは一瞬目を瞠る。
クリスの救いの手に対する喜びや期待などではなく、カイトの顔に浮かんだのは、困惑。
「さぁ、もう大丈夫だ。早くここを出よう」
立ち竦むカイトの手を取りクリスは廊下へ連れだそうと足を踏み出した。
しかし、その足がそれ以上進むことはなかった。
「出来ません」
カイトの声に振り向いたクリスの蒼い瞳は、驚きに見開かれている。
驚くのも無理はない。
優しいクリスのことだ。きっとカイトのことを第一に考え、今までずっと探してくれていたのだろう。
記憶の中のクリスはいつもカイトに優しかった。
カイトがクリスのことを兄のように感じているのと同じく、クリスもカイトを弟のように思っていてくれているのだろう。
そんな彼を心配させたくなくて、迷惑を掛けたくなくて、カイトはクリスに何も告げずにいたのだ。
だからクリスが何も知らないのも当然である。
カイトの身に何が起こり、どうして自らの意思でここにとどまり続けているのか。
その理由を、カイトは口にした。
「俺は、ハルトのためにここにいるんです」
弟のために自らを売った。
カイトにはもう血の繋がった弟しか大切なものはない。
そのために、唯一の弟を守るためにカイトは身を差し出したのだ。
売り払った奴隷が買い主の下から逃げ出したとあれば、弟の里親がカイトの売り主として責任を取らされるかもしれない。
そうなったら、弟は──ハルトはどうなる。
差し伸べられたクリスの手を拒むのは心苦しい。
それでも弟の為、クリスと共に行くことはできないと告げたカイトをクリスは痛ましげに見下ろした。
奴隷として別の人物に引き渡されたカイトは、あれ以来弟の様子を知らされていないのだろう。
離れ離れになってしまった弟のことだけを想い、何より弟の為にここから逃げることは出来ないと首を横に振るその様子にクリスは心を痛める。
カイトがここに残る理由は弟の安全のためだ。
だからこそカイトに知らせなければならないのだ。
クリスはじっとカイトを見つめ、ゆっくりと口を開いた。
「ハルトは無事だ」
「え…」
「私の家で保護している」
クリスは柔らかな笑みを浮かべると、カイトを安心させるかのようにその冷たい手を握った。
半ば信じがたい事実にカイトは己の耳を疑い視線を彷徨わせた。
クリスが自分に嘘をつくはずがない。
けれど俄には信じられず、カイトはただ信じられないといった面持ちでクリスを見つめ、唇を震わせた。
「ハルトは……ハルトは、元気ですか?」
「あぁ、とても元気だよ。早く君に会いたいと言っていた」
クリスの言葉にカイトは胸を撫で下ろした。
久しぶりに心から安堵したことで僅かに頬を緩ませる。
クリスもまた長らく見ていなかったカイトの微笑に懐かしさを覚えたが、それも一瞬のことだ。
その穏やかな瞳は次の瞬間には真剣な眼差しに変わると、カイトへ言い聞かせるようにして口を開く。
「だから、もう君がこんな所にいる必要はないんだ」
帰ろう。と腕を引かれ、カイトはクリスを見上げた。
帰る……そうだ、ハルトのところへ。
クリスに手を取られながらも、ふと後ろを振り返ったカイトの藍白の瞳が困惑に染まる。
今のカイトはクリスの目にはどう写っているのだろうか。
カイトの生活は激変した。自分の立場が180度逆転したのである。
弟のためにと売り払った自分の身をあの男が買ったのだ。
それなのに男の所有物であるはずのカイトの身体には傷のひとつも、痣のひとつも存在せず、カイトを繋ぐ手枷や首枷も存在しない。
身体の自由を奪い、拘束するものは何も無い。
いつでも、どこでも、何でも自由に出来る。
カイトにほんの少しその気があればいつでもこの屋敷から逃げ出せる状況だった。
そして、カイトの手を引いたクリスは今がその時だと言っている。
弟の無事が保証された今、カイトがここにいなければならない理由はなかった。
「でも……」
目的が果たされた今となっても、カイトが男のものである事実は消えない。
「何を迷っているんだ、あの男は金で君を買ったんだぞ。そんな男の元にいつまでも残る義理がどこにある?」
クリスの言い分にカイトは明確な答えを出せなかった。
もしカイトを買ったのがMr.ハートランドでなければ或いは、こんなにもカイトが迷うことは無かったのかもしれない。
あのスポットライトで照らされた壇上で、もしカイトを手に入れたのが違う人物だったなら。
鎖で繋がれ、手足を拘束されていたのが彼女ではなく自分であったなら。
もしそうであったなら、差し伸べられた手を取ることはきっと簡単であった。
──どうして、そう思うのだろう。
そこまで考えてカイトは自分自身の行動の矛盾に気づいた。
ハルトのためにと決めた時から、カイトは自分自身を捨てたのだ。
例え誰に買われようと決意は同じ筈なのに、何故カイトは差し伸べられたクリスの優しい手を取ることが出来ないのだろう。
黙りこくったままのカイトにクリスは焦れたように詰め寄った。
「……一体どうしてしまったんだカイト」
心配そうに見下ろしてくるクリスに、カイトは言葉を見つけられない。
自分でも、どうしたいのかわからないのだ。
自分を捨てることに慣れすぎて、自分が何であったのか、わからなくなっている。
立ち尽くしたカイトを無理に引っ張ることも出来ず、クリスは呆然とするカイトの顔を覗きこんだ。
「君が何を迷っているのかは知らないが、私は君をこんなところへ監禁したあの男を許すことは出来ない。……契約など、以ての外だ」
部屋に閉じこもっていたカイトの姿を目にし、監禁されていると思い込んだのだろう。
柔和なクリスの顔が抑えきれない怒りに彩られ、手を握る力が僅かずつ強くなって行く。
柳眉を逆立てるクリスの様子に気圧されながらも、カイトはクリスの言った「契約」という言葉にはっと息を呑んた。
「ま、待って下さい!」
突然声を荒げたカイトは、以前Mr.ハートランドが独り言のように話していたことを思い出していた。
今度、とある会社と提携するかもしれないと。
その商談の日は確か今日ではなかったか。
おそらく、クリスがその商談の相手で間違いないだろう。
自分のせいで男の仕事に影響が出る──。
それは奴隷としてはもちろん、カイトとしても絶対に避けたいことだった。
「あの人は、貴方が思っているような人じゃ……悪い人じゃないんです」
「……カイト……」
「俺は大丈夫です……だから、俺のせいで契約を無かったことにするのは……」
狼狽した様子を隠しもせず縋り付いてきたカイトにクリスは表情を曇らせる。
珍しく取り乱したカイトが必死に頼んでいるのは自分の身の安全ではない。
自分の身が危険に晒されているというのに、カイトが心配しているのはカイトを買ったあの男のことなのだ。
「何故……あんな男の肩を持つ?」
そこまでして何故男を庇うのか、クリスには到底理解できなかった。
カイトの言葉通り、男がカイトを傷つけた様子はない。
だが表面に現れるものが全てではない以上、クリスはカイトの言葉を全て信じることは出来なかった。
カイトが売られたことは確かにMr.ハートランドの手の及ばないところだ。
だがカイトを買ったのは紛れも無い、Mr.ハートランド自身の意志なのである。
彼ほどの人物が闇市の仕組みを理解していないはずがない。
今すぐ逃げれば、自由になって大切な弟とまた一緒に暮らせるのだ。
そんなクリスの選択肢を拒んでまでここで奴隷で居続ける理由を、出来ればカイトの口から直接聞きたかったのだ。
長い沈黙の末にカイトは震える唇を恐る恐る開いた。
「そ、れは……」
「いくら客人とは言え、勝手に邸内を歩きまわるとは感心しないな」
「!」
言葉を遮るように響いた声音に、カイトの肩が震えた。


+++

クソメガネが良い人になりそうな可能性もあるけどそんなことよりクソメガネに好意的なカイトがホントに想像できなくていやそれ以前にこれほんとにカイト?(;^ω^)ダレ?

\(^o^)/
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