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タイトル通り、以前言ってたネタの救済です。
書いてしばらく経ちますがうpしなかったのは自分の中で設定が理解出来ていなかったせいなのですが、実は今でも理解できてないというげふげふ。
簡単に説明すると、地縛神戦争初期のシグナーとシグナーの竜とシグナーの祖とジャックの関係の話なのですが、関連性がよくわからなかったから眠らせてました。
バーニングソウルを持ったシグナーの祖って結局ジャックの魂なの?それともジャックの魂とは別で、でもジャックはシグナーで、でもシグナーの祖と同じバーニングソウル持ってて…どういうことなの\(^o^)/
そんな細かい設定が消化出来てないままシグナーの祖とかジャックとかレモン絡めた妄想です。
終始gdgdでもイミフでも良ければ暇つぶしにでもどうぞ:(;゙゚'ω゚'):ブフッ∵(´ε(○=(゚∀゚ )考えろ
■邂逅
男がいた。
胸に熱くたぎる炎を抱いた彼の左胸には、赤い光を放つ象徴的な痣が浮かんでいる。
男は神の力を宿し、敵対する神と戦う運命にあった。 長く苦しく激しい戦いの末に男は敵対する神を地下深くへと封印した。
男と共に戦った赤い竜は、戦友を抱くように男の横へ身を横たえた。消耗により朽ちゆく男の魂を守るためだ。
徐々に力を失っていく体を寄り添う竜に預けながら男は言った。
「俺の肉体は直にこの世を離れる。だがこれで終わりではない」
「数千年の後に封印は解かれるだろう。だが俺の魂もまた、奴を封じるために蘇る」
「その時はまたお前の力を俺に貸してくれ」
「悲しむな。必ず再び相まみえることになる。俺たちの使命が続く限り、何度でも」
「今は少しばかりお前を一人にするが、俺は必ずお前を見つけ出そう。だから待っていてくれ」
自信に満ちた表情をして男は笑った。受けた傷は決して浅くはない。
喋ることもままならないはずなのに、それでも揺るがないこのかけがえの無い主のために、竜は数千年の孤独を耐え抜く決意をした。
男ともう一度出会うために。
男の死から五千年後。
邪神復活の兆しとなる五つの驚異が世界に暗い影を落とした。
時を同じくして、男の意思を受け継いだシグナーと呼ばれる五人の人間がこの世に生を受けた。
彼らは右腕に赤き竜を呼び出す痣を持ち、それぞれが力を引き出す竜を従えていた。
男を待ち続けた竜は、迷わなかった。五人の中で最も男に近い魂を持った人間を見つけたからだ。
星の民と呼ばれる彼らは五千年ごとに転生を繰り返し、地縛神と呼ばれる神と長きにわたり戦争を繰り広げた。
幾度となく主の死を見届け続けた竜は、じっと待っていた。
男の魂の片鱗を受け継ぐ存在ではなく、男の魂そのものと再び巡り会えることを。
それから数えきれぬ程の年月を経て、竜は一枚のカードとして現世に生まれ落ちた。
力を秘めた五枚のカードは宿主を求めてさ迷い、そして竜はある一人の魂の転生を感じた。
かつて出会ったことの無い……否、かつて共に戦った男の魂を持った人間がこの時代に生まれ落ちるのだ。
今すぐにでも傍へ行きたい衝動はあったが、それでも竜は待っていた。
竜は知っていたのだ。
男が必ず探しだしてくれることを。
必ずまた会えると、竜は確信していた。
竜の力を秘めたカードは様々な人間の手を渡り、しかしその全てに牙を剥いた。
己さえ傷つける強大な力をもて甘し、何年も人から人へと渡り続けていた。
身を焼くほどの思いを抱えながら、ある時また竜は一人になった。
あと何年待てば男の魂に会えるのだろうか。
その時、白い指先が竜を拾い上げた。
懐かしい、竜はまっすぐその人間を見上げた。
間違えるはずもない。
熱く脈打つ魂の鼓動、この少年こそ待ち望んだ魂だと竜の心が叫んでいた。
少年が竜を見下ろし、口を開いた。
「お前は、オレを待っていたのだな」
一万年もの間、一時も忘れてたことはなかった。
必ず巡り会えると信じていた。
他の誰でもない、あなたがそう言ったから。
「共に戦うぞ、レッドデーモンズドラゴン」
数万年の長い孤独に耐えられたのは。
全てはもう一度あなたに出会うため。
ジャック・アトラス。
それが今のあなたの名前。
また一緒に戦える。
あなたの魂として。
+++
整理出来たら修正したいです。結局ジャックは特別でレモンはずっとジャックを待ってたっていうのが書きたいのだがそこへどうやったら持っていけるのか(´;д;`)
書いてしばらく経ちますがうpしなかったのは自分の中で設定が理解出来ていなかったせいなのですが、実は今でも理解できてないというげふげふ。
簡単に説明すると、地縛神戦争初期のシグナーとシグナーの竜とシグナーの祖とジャックの関係の話なのですが、関連性がよくわからなかったから眠らせてました。
バーニングソウルを持ったシグナーの祖って結局ジャックの魂なの?それともジャックの魂とは別で、でもジャックはシグナーで、でもシグナーの祖と同じバーニングソウル持ってて…どういうことなの\(^o^)/
そんな細かい設定が消化出来てないままシグナーの祖とかジャックとかレモン絡めた妄想です。
終始gdgdでもイミフでも良ければ暇つぶしにでもどうぞ:(;゙゚'ω゚'):ブフッ∵(´ε(○=(゚∀゚ )考えろ
■邂逅
男がいた。
胸に熱くたぎる炎を抱いた彼の左胸には、赤い光を放つ象徴的な痣が浮かんでいる。
男は神の力を宿し、敵対する神と戦う運命にあった。 長く苦しく激しい戦いの末に男は敵対する神を地下深くへと封印した。
男と共に戦った赤い竜は、戦友を抱くように男の横へ身を横たえた。消耗により朽ちゆく男の魂を守るためだ。
徐々に力を失っていく体を寄り添う竜に預けながら男は言った。
「俺の肉体は直にこの世を離れる。だがこれで終わりではない」
「数千年の後に封印は解かれるだろう。だが俺の魂もまた、奴を封じるために蘇る」
「その時はまたお前の力を俺に貸してくれ」
「悲しむな。必ず再び相まみえることになる。俺たちの使命が続く限り、何度でも」
「今は少しばかりお前を一人にするが、俺は必ずお前を見つけ出そう。だから待っていてくれ」
自信に満ちた表情をして男は笑った。受けた傷は決して浅くはない。
喋ることもままならないはずなのに、それでも揺るがないこのかけがえの無い主のために、竜は数千年の孤独を耐え抜く決意をした。
男ともう一度出会うために。
男の死から五千年後。
邪神復活の兆しとなる五つの驚異が世界に暗い影を落とした。
時を同じくして、男の意思を受け継いだシグナーと呼ばれる五人の人間がこの世に生を受けた。
彼らは右腕に赤き竜を呼び出す痣を持ち、それぞれが力を引き出す竜を従えていた。
男を待ち続けた竜は、迷わなかった。五人の中で最も男に近い魂を持った人間を見つけたからだ。
星の民と呼ばれる彼らは五千年ごとに転生を繰り返し、地縛神と呼ばれる神と長きにわたり戦争を繰り広げた。
幾度となく主の死を見届け続けた竜は、じっと待っていた。
男の魂の片鱗を受け継ぐ存在ではなく、男の魂そのものと再び巡り会えることを。
それから数えきれぬ程の年月を経て、竜は一枚のカードとして現世に生まれ落ちた。
力を秘めた五枚のカードは宿主を求めてさ迷い、そして竜はある一人の魂の転生を感じた。
かつて出会ったことの無い……否、かつて共に戦った男の魂を持った人間がこの時代に生まれ落ちるのだ。
今すぐにでも傍へ行きたい衝動はあったが、それでも竜は待っていた。
竜は知っていたのだ。
男が必ず探しだしてくれることを。
必ずまた会えると、竜は確信していた。
竜の力を秘めたカードは様々な人間の手を渡り、しかしその全てに牙を剥いた。
己さえ傷つける強大な力をもて甘し、何年も人から人へと渡り続けていた。
身を焼くほどの思いを抱えながら、ある時また竜は一人になった。
あと何年待てば男の魂に会えるのだろうか。
その時、白い指先が竜を拾い上げた。
懐かしい、竜はまっすぐその人間を見上げた。
間違えるはずもない。
熱く脈打つ魂の鼓動、この少年こそ待ち望んだ魂だと竜の心が叫んでいた。
少年が竜を見下ろし、口を開いた。
「お前は、オレを待っていたのだな」
一万年もの間、一時も忘れてたことはなかった。
必ず巡り会えると信じていた。
他の誰でもない、あなたがそう言ったから。
「共に戦うぞ、レッドデーモンズドラゴン」
数万年の長い孤独に耐えられたのは。
全てはもう一度あなたに出会うため。
ジャック・アトラス。
それが今のあなたの名前。
また一緒に戦える。
あなたの魂として。
+++
整理出来たら修正したいです。結局ジャックは特別でレモンはずっとジャックを待ってたっていうのが書きたいのだがそこへどうやったら持っていけるのか(´;д;`)
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