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腐よろず雑記。 感想やラクガキ・小ネタを投下してます。 ZEXALが無事最終回を迎えましたが相変わらずカイト受けを欲しています!!切実!!
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■らくがき

公式カイトさんのあのエロさ何なんですかね。
もうカイトの存在自体エロい


+++


たたんでいるのは書きなぐり小ネタです。
例のものではありません。・゚・(Д`(⊂(゚Д゚ つ⌒マタヨリミチカ!

+++




■聞こえてきた声

ゴーシュ視点のハトカイ短文。



+++



Mr.ハートランドはいろいろと面倒くさい男である。
何せ表の顔と裏の顔で人格が大きく異なっているのだ。
表というのはもちろんハートランドのシンボルとして表に出る時のあのふざけた道化のような姿である。
そんなMr.ハートランドの普段の様子を知っている自分たちハートランド内部の人間からすれば、その変わりようはまさに道化と呼ぶにふさわしい豹変ぶりであったが、それを口にする者は誰ひとりとしていない。
それはゴーシュも含めて、Mr.ハートランド以外の人間が持つ共通認識だった。
そんなMr.ハートランドはいろいろと変わった男である。
通信手段やロボット技術の劇的に進化したこのご時世に、未だに古臭い形式じみた報告を求めるのだ。
今や情報端末を指先でちょちょいとやるだけで済む細かいことを逐一口頭で報告させるのである。
しかしあの男の本性を知っているだけに逆らうわけにも行かず、こうしてわざわざMr.ハートランドの居るフロアまで足を運んでいるわけである。
Mr.ハートランドは一日の大半をこの扉の向こうで過ごす。
そこにはハートランド全体のリアルタイム映像が映し出され、あらゆる出来事を常に監視しているのである。
当然ゴーシュが任務を果たすのも見ているはずだ。それなのにこうして直接報告を求めるのだ。
性格が悪いとしか言い様がない。
と、ゴーシュが足を踏み入れようとした瞬間、耳を疑う声が聞こえてきた。
「……っ、う……ぁ……ッ」
思わずその場で固まってしまうような、ここで聞こえるはずのない声だった。
悲鳴というにはあまりにも小さく、泣き声にしては少々雰囲気が異なる。
そしてそれはどう聞いてもゴーシュのよく知る人物のうめき声だった。
「どうしたのかねカイト?随分と苦しそうだ」
「や、め……さ、触るな……ァ!」
──おいおい、まじかよ……。
思わず息を潜め姿を隠すように壁に張り付いてしまう。
何も身を隠す必要は無いのかもしれないが、出来れば気づかれたくないようなそんな現場に居合わせてしまっているとしか思えなかった。
背中を冷や汗が伝い落ちる様に音もなく喉を鳴らして、聞き耳を立てるつもりはないのについつい中の声に耳を澄ませてしまう。
「苦しいのだろう?我慢しなくとも良いのだよ?」
何を、と聞くのは愚問だろうか。
と言っても誰かに聞けるような状況ではない。
さっきから不定期に上がる上ずった声はゴーシュもよく知るカイトのもので間違いなく、そしてそんなカイトの側にいるのはどう聞いてもMr.ハートランドの声であった。
前々から、なんとなくMr.ハートランドのカイトを見る目が少し危ないとは思っていたが……。
まさかそんな現場に実際に遭遇してしまうとは思わなかったゴーシュは人知れず冷や汗を浮かべるしかない。
中からカイトの声が上がる度に、思わず息を殺してしまう。
逃げようと思うものの両脚は床に縫い付けられたようにぴくりともしなかった。
中の二人は入り口で息を潜めるゴーシュの存在になど気づいた様子もなく、出来ればこのまま気づかれないことを祈るばかりだ。
「……ひ、あ……!!」
呻くような、もしかすると別の理由かもしれないが、カイトが常日頃こんな声を出すような男でない以上、ゴーシュの脳裏にはある一つの可能性が膨らんでいく。
「震えているようだね」
「い……ッ!……やっ、お願…っ…」
「なんだね?聞こえないな」
まさかこんな真昼間からする筈がないとどこかで安心してしまっていたのか。
相手はあの何を考えているかわからないMr.ハートランドなのだ。
少しくらいそういう可能性も考えて心の準備をしておくべきだったかもしれないと今更後悔しても既に手遅れかもしれない。
「ん……んぁ、あ……っも、…だめ……ッ」
というかせめて鍵くらいかけて自衛して欲しかった。
いつも無駄に疑り深いのに何故こんな肝心な所で詰めが甘いのだろうか、というか──。
「そもそも場をわきまえろよ!……って、……あ……」
勢い余って声に出てしまったらしい。
全身からサッと血の気が引いていく音と共に、こっそり伺っていた部屋の中からMr.ハートランドの声が響いた。
「誰だねそこにいるのは。出てきたまえ」
有無を言わせぬ口調にゴーシュは年甲斐もなく恐怖し凍りつく。
ガキの頃からの習性か、ついつい逆らえずに俺は両手を降参のポーズにしたまま部屋の中を見ないよう後ろ向きでMr.ハートランドの前に出て行った。
「何だ、君か。脅かさないでくれたまえ。……ところで、何故後ろを向いたままなのだね?」
「いやぁ……何故と言われましても……」
普通に考えて振り向かないほうが賢明だと思ったからなのだが、どうにもおかしい。
こういう状況ならカイトが黙っていない筈だが、そのカイトの非難めいた声も悲鳴も聞こえない。
恐る恐る、ゴーシュはゆっくりとなるべく直接見てしまわないようにゆっくりとMr.ハートランドの方へ視線を向けた。
が、どうもおかしい。
「……何で服を着てるんです?」
目の前の光景に浮かんだ疑問を口にすると漸く、待ち望んでいたわけではないが聞き覚えのあるカイトの苛立った声が飛んできた。
「ゴーシュ……貴様、どういう意味、だ……っ!?」
どういう意味って、それはこっちが聞きたいことである。
てっきりマズい現場に居合わせたものだとばかり思っていたゴーシュには意外なことに、Mr.ハートランドとカイトはお互い衣服を着ていた。
しかもMr.ハートランドはただカイトの足に手を触れているだけである。
それでも十分セクハラの決定的瞬間ではあったが、言ってしまえばいつものことだ。
それにたったそれだけでこんなにカイトが声を上げることもないだろう。
「……何してるんですか?」
「ふむ。どうかね君も」
「はい?」
Mr.ハートランドの誘いの意味がわからずゴーシュは首を傾げた。
それはつまりカイトの足を触らないか?ということなのだろうか。
一体何のためにと頭を悩ませるゴーシュの前で、カイトが苦しげに非難の声を上げる。
「……やめ、ろ…!……、ひ……っ!」
「往生際が悪いね、カイト」
まただ。Mr.ハートランドはほんの軽くカイトの足に触れただけなのである。
触れると言うよりつついているように見えるが、ゴーシュの想像していたような怪しげな雰囲気はあまりない。
「えーと……」
返事に詰まるゴーシュを見かねてかMr.ハートランドはカイトの足に触るのをやめ、肩を竦めて見せた。
「いや何。知人からいい抹茶を貰ったものでね。一人で楽しむのも味気ないと思いカイトにご馳走しようと本格的に茶室を用意したのだが、ご覧のとおり正座で足が痺れてしまったようなのだよ」
「せ、正座……?」
改めてカイトを眺めると、確かに正座を崩したままの状態で石のように固まっているようだった。
心なしうっすらと涙を浮かべ小刻みに肩を震わせるカイトの足に、再びMr.ハートランドの手が触れられる。
「そうだろう?…カイト」
「い……ッ!…触るなと言って…んんっ……!!」
「良いのかな、私にそんな口を聞いて」
なるほど……つまり、慣れない正座で痺れたカイトの脚を突いて遊んでいただけなのだ。
真相がわかってしまえばどうということはない。
いつものMr.ハートランドの戯れに遭遇しただけのことだ。
「……邪魔したようなので俺はこれで……」
「ま、待てゴーシュ……ッ」
背を向けるといつになく切羽詰まった声のカイトに呼び止められた。
珍しく助けを求めるというのなら少しくらい協力してやろうと言うノリではあった為、少し勿体つけて振り返ってやると、しかしカイトの反応はゴーシュの想像していたようなそれではなかった。
「助けろ……ッ!」
「…………」
相変わらず全く可愛げのないノリである。
助け舟を出す気も失せて閉口したゴーシュにMr.ハートランドが再び口を開いた。
「そうだゴーシュ。君もどうかね?」
珍しく見つけたカイトの弱みだ。
たまにはMr.ハートランドに便乗するのも悪いノリではないかもしれない。
……が。
「いや、遠慮しときます」
そう言って俺は逃げるようにその場を去った。
カイトの恨みがましい声が聞こえた気がするが、Mr.ハートランドと一緒になってからかわなかっただけ感謝されたいくらいではある。
まぁ、ここで悪ノリが過ぎると後々カイトと顔を合わせた時にいろいろと気まずくなり、巡り巡って自分が困るので早々に退散しただけにすぎない。
カイトはあぁ見えて一度へそを曲げたらしつこいのだ。正直それは面倒くさかった。
何よりドロワがあまりいい顔をしないとわかっているだけに、色んな意味でゴーシュはさっきのことは見なかったことにしようと決め込むのだった。





+++

実際にエロいことされてるカイトきゅんが言わないようなことも痺れた脚に触られた時にはぽんぽん出ちゃいそうな気がする。


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